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死の不安に向き合う

アメリカの著名な実存主義的心理療法家,アーヴィン・D・ヤーロム。本書は彼がこれまで学んできた「死への怖れ」についての論考である。古今の哲学,文学などで,どのように死の恐怖とその克服が扱われていたかを詳説。さらに,「死を正面からみつめること。それは死の恐怖を軽減するだけでなく,人生を豊かなものにする」という考えのもと,ヤーロム自身の死にまつわる体験や,ケースの実例がつづられる。小説家としても名高い著者の筆力により,セラピストはもちろん,死の恐怖とその克服に関心をもつ一般の読者の期待にもこたえうる一冊となっている。

 
ベックの統合失調症の認知療法

うつ病への適応が知られる認知療法だが,統合失調症にも有効である。ただし複雑な障害ゆえ,治療の成功には疾患と治療に関する深い理解が必要となる。本書は統合失調症の概観から始まり,症状の認知的概念化,認知的アセスメントと治療の提案,統合認知モデルを提示する。「ベック認知療法の集大成」(監訳者あとがきより)。

 
境界性パーソナリティ障害治療ハンドブック

著者の長年にわたる試行錯誤から生まれた,実用的かつ実際的なケース・マネジメントの実践法を詳説する。BPD患者たちが自分の内的経験を理解し,行動適応を作り直し,よい生活を確立するために,治療者は積極的な媒介者となるよう薦められ,認知療法的,行動療法的,そして精神力動的な介入の程よい活用を求められる。それはウィニコットの「抱える環境(holding environment)」や「程よい(good enough)」養育といった概念を色濃く受け継ぎ,過度な細かさや行きすぎた完璧主義とは一線を画するものである。治療者が大半のBPD患者にとって「程よい(good enough)」治療者になるために必読の一冊。

 
患者の心を誰がみるのか

全米で最も優れた病院のひとつとして知られるメイヨー・クリニックで、32年もの間多くのがん患者の心と向き合い、帰国後は、自らも肺がんに罹患しながら、最後までがん患者の心に寄り添いつづけた精神科医・丸田俊彦の言葉を収載。患者とその家族、医師や看護師など、がんに関わるすべての人々の心をつなぐ道しるべとなる一冊。

 
精神分析事典

わが国の精神分析研究もすでに戦後50 年の積み重ねを経て,各分野の主題や概念について,日本精神分析学会を中心に膨大な知識の蓄積が行なわれ,成熟を遂げた。その成果を本事典の執筆者各位のご参加を得て,世界で最も幅広いしかも総合的な精神分析事典を意図した。学派,言語,文化に偏らず精選された1,147項目を収録。

■編集の意図
既存の海外の精神分析事典はいずれも特定の立場と学派に基づくだけに,それぞれ独自の視点が明らかでそれなりの深い含蓄があるが,精神分析全体を展望するものとは言い難い。本事典は,わが国の精神分析の輸入文化的な特質をも生かすことによって,世界で最も幅広いしかも総合的な精神分析事典を意図 した。わが国の精神分析研究もすでに戦後50年の積み重ねを経て,各分野の主題や概念について,日本精神分析学会を中心に膨大な知識の蓄積が行なわれ,成熟を遂げた。その成果を本事典の執筆者各位のご参加を得て集大成した。

■本書の特色
1.100年余の歴史をもつ精神分析の,古典と現代にわたる1,147項目の重要な知見を,学派,文化,言語に偏ることなく,厳しく精選し収録しています。

2.フロイトそのもの,フロイト学派,対象関係論,クライン学派,自己心理学,乳幼児研究,間主観的アプローチはもとより,力動精神医学,臨床心理学,乳幼児精神保健,児童・思春期精神医学,発達心理学,心身医学などの精神分析の応用領域に至るまで,わが国の第一人者たちによって,最新の成果や知見を駆使して執筆されました。

3.臨床理論を中心に,文化論や応用精神分析学も取り入れ,わが国の独創的概念や国際的貢献も幅広く収録されています。

4.巻末の参考文献は,著作者名のアルファベット順に整理されて,それだけで精神分析の文献の総覧として活用できます。

5.索引は和文事項,欧文事項,欧文人名の3種類に詳細に整理され,あらゆる分野からの使用に役立つように工夫されています。

 
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新刊情報

死の不安に向き合う

死の不安に向き合う

実存的精神療法家が説く,死の恐怖の克服法

著者:I.D.ヤーロム
羽下 大信 監訳
 
 
子どもの虐待とネグレクト19巻3号

子どもの虐待とネグレクト19巻3号

支援を必要とする10 代の子ども達

 
力動的心理査定

力動的心理査定

解釈と技法を集大成し具体的に解説

著者:馬場 禮子 編著