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D.W.ウィニコット

名前 D.W.ウィニコット
カナ ウィニコット D.W.
 

プロフィール

ウィニコットは医者としての経歴を小児科医として始め,小児科学の身体的側面に関心をもち続けながら,それ以上に児童心理学の研究に打ち込みました。人間の発達の理解に対する彼の貢献は,母親や赤ちゃんや幼児についての広範囲な臨床的仕事に基づいたもので,国際的に知られ評価されています。ウィニコットはゲンブリッジのジーザスカレッジで医学を学び,戦後のロンドンのセント・バーソロミュー病院で働きました。セント・バーソロミュー病院での研修医時代を除いては,彼の病院勤務はすべて子ども病院でした。ウィニコットは40年以上児童精神医学や精神分析を実践し研究し,そして英国精神分析学会の会長に選出されました。彼は精神分析や医学の雑誌に多くの論文を寄稿し,またこの分野のさまざまなグループ,つまり教師,助産婦,両親,ソーシャルワーカー,治安判事,医師,そしてまた精神分析家や心理学者といった専門家に,広く子どもの発達について講演しました。よく知られている著書には,「小児医学から精神分析へ」「子ども」「家族と外的世界」そして「遊ぶことと現実」などがあります。

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