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精神分析という経験

事物のミステリー

精神分析という経験

「自由連想」という方法の基盤は何か,私たちに何をもたらしたのか。

著者 C.ボラス
館 直彦 監訳
横井 公一 監訳
赤山 正幸
岡 達治
倉 ひろ子
小土井 直美
後藤 素規
弘田 洋二
村井 雅美
ジャンル 精神分析
出版年月日 2004/10/22
ISBN 9784753304134
判型・ページ数 A5・304ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

目次● 
謝辞
序章 
第1章治療同盟の起源 
第2章精神分析家がいる場所 
第3章欠くことのできない精神分析の破壊について 
第4章形象とその機能 
第5章1,2・・・7 
第6章精神分析の目標とは 
第7章自己に背く心 
第8章心の干渉 
第9章境界例の欲望 
第10章パラノイア概観 
第11章分析家が時として陥る狂気 
第12章体現化 
第13章創造性と精神分析 
第14章事物のミステリー 
解題=館直彦 
用語集/人名索引/事項索引

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著者情報

C.ボラス

カリフォルニア生まれで,父親はフランス人,母親は地元の出身とのことである。若い頃はスポーツ万能で,周囲からは運動選手になるものと思われていたとのことであるが,学問の道を歩むことになり,ヴァージニア大学で政治学を学び,その後バークレーで歴史学の修士号を取得している。その当時は,反戦運動などの政治的活動に熱心に参加したと語っており,その姿勢は患者の秘密保持に関する議論(その一端は,David Sundelsonとの共著The New Informantsで展開されている)へとつながっている。また,彼は若い頃から精神分析に馴染みのある風土で育ったとのことであるが,分析家としてのトレーニングを受けようと思ったのは,バークレーの学生相談センターで週1回の精神療法を精神分析家から受けたことがきっかけになった。1967年より2年間,自閉症,小児精神病の施設で働いたことも,精神分析に関心を抱かせたとのことである。その後,Bollasはバッファロー大学に進学し,そこで文学でPhD(博士論文のテーマはメルヴィル)を取る傍ら,精神分析の訓練を開始し,スミス・カレッジで1年間訓練を受けた後,1973年にロンドンに移った。Bollasは,様々な論文を読んでみて,自分にもっとも訴えかけてきた中間学派を選択してトレーニングを受け,1977年に分析家の資格を取得している。

館 直彦 監訳

1981年大阪大学医学部卒業。1983年大阪府立公衆衛生研究所。1995年東京慈恵会医科大学講師。2002年聖徳大学人文学部教授。現職多摩川病院院長,天理大学人間学部臨床人間学研究科教授。著訳書 境界例――パーソナリティの病理と治療(共編)精神分析的探究1―精神と身体(共訳)臨床家のための精神分析入門(監訳)現代対象関係論の展開,対象の影―対象関係論の最前線(監訳)ウィニコットを学ぶ―対話することと創造すること(以上 岩崎学術出版社)治療の行き詰まりと解釈(共訳)人間の本性(訳)ウィニコット用語辞典(監訳)(以上 誠信書房)

横井 公一 監訳

1982年金沢大学医学部卒業。1993~1996年アルバート・アインシュタイン医科大学トランスカルチュラル・サイカイアトリー・フェーローおよびウィリアム・アランソン・ホワイト研究所に留学。2007~2012年関西福祉科学大学大学院社会福祉学研究科教授。現職微風会 浜寺病院 勤務。 著訳書 精神分析と関係概念(共訳)精神分析理論の展開(監訳)関係精神分析の視座(監訳)以上ミネルヴァ書房,精神分析という経験(岩崎学術出版社,監訳)

赤山 正幸

1982年関西医科大学卒業。現職爽進堂七山病院勤務。

岡 達治

1989年大阪大学医学部卒業。現職清風会茨木病院医局長。

倉 ひろ子

1998年奈良女子大学人間文化研究科博士課程比較文化学専攻修了。現職奈良臨床心理研究所所長。

小土井 直美

1980年岡山大学医学部卒業。現職大阪樟蔭女子大学人間科学部教授。

後藤 素規

1978年神戸大学医学部卒業。現職大阪精神分析研究会。

弘田 洋二

1986年大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程単位取得退学。現職大阪市立大学大学院創造都市研究科助教授。

村井 雅美

1993年米国ニューハンプシャー大学大学院心理学部博士課程中退。現職奈良県奈良病院こども心療科・NICU科。

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