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実践満載 発達に課題のある子の保育の手だて

実践満載 発達に課題のある子の保育の手だて

保育に役立つ具体的なヒントが満載

著者 佐藤曉
ジャンル 発達・思春期・老年
自閉症・発達障害
出版年月日 2010/05/20
ISBN 9784753310036
判型・ページ数 A5・120ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

目次●

第1章 「困り感」のある子ども
 1.過敏さによる「困り感」
 2.場の状況が読み取れない「困り感」
 3.刺激に翻弄される「困り感」
 4.「全画面表示」生活に伴う「困り感」
 5.思いを伝えられない「困り感」
第2章 支援のモデルパターン
 1.過敏さへの手当てと刺激の制御をする
 2.できないことはさせない,できることはつくる
 3.見えないものを見えるようにする
 4.次の活動がイメージできるスケジュールをつくる
 5.行動のシナリオをつくる
 6.絆を深めるためのメモを使う
 7.「要求」の通路を開く
第3章 日々の保育の手だて
 1.朝のしたく
 2.好きな活動を選んで遊ぶ
 3.仲間とともに活動を楽しむ
 4.片づけを教える
 5.朝の集い
 6.朝の集いのバイパス
 7.子どもをつなぐ保育のヒント1
 8.子どもをつなぐ保育のヒント2
 9.食事の準備と作法
 10.偏食には手だてがある
 11.着替えからお昼寝へ
 12.行事参加の手だて1
 13.行事参加の手だて2
第4章 障害の重い子どもたちへの支援
 1.大きくなって困らないように
 2.「要求」を教える手だて
 3.「移動」を教える手だて
 4.「おかえりなさい」の場所としてのスケジュール
 5.「プレイ」を企画する
 6.「プレイ」のねらいとネタ
 7.「プレイ」の発展
第5章 保護者支援
 1.保護者支援の心得
 2.登園サポート
 3.なかなか帰らないときに
 4.外出をするときに
 5.トイレの指導
 6.自立課題を用意する
 7.おやつと食事の支援
 8.歯みがきとお風呂の支援
第6章 子育てQ&A

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内容説明

あとがきより抜粋●  保育者がしていることは,基本的に間違っていません。なぜそこまで言いきるのかは後ほどお話しするとして,少なくとも,この本を手にしてくださる先生たちは,そうだと思います。とはいえ,そんな皆さんも,「このままでいいのだろうか」「もっといい方法はないのだろうか」と,日々の保育に不安を感じることがおありでしよう。もちろん,それにはお応えしないといけません。それで,この本を書きました。 第1章では,子どもの「困り感」についておさらいしました。つづく第2章では,それに対応させた「支援の基本パターン」を七つ提案しました。これがつかめれば,必ずや保育に手ごたえを感じられるでしょう。反対に,実践がうまくいくと,この本に書かれていることがより理解できるようになります。日々の保育を続けながらときどきページをめくり,「なるほど,そういうことだったのか」と,あとから納得してもらえればいいのです。さらに第3章からは,園生活の場面ごとに,子どもとかかわるコツを紹介しています。これに保護者支援のQ&Aを補足し,実用書として役立つ内容にしました。全体を通して,見開きごとにテーマが設定してありますので,その都度,必要なところだけを読んでください。かわいらしいイラストも入れてもらいましたので。 さて,概要はこうなのですが,ひとつだけお願いがあります。この本には,実際に効果のあった手だてだけが取り上げられています。にもかかわらず,それを使って,すぐさま子どもに変ることを求めないでほしいのです。子どもは,私たちの思うようになりません。変化を求めれば求めるほど子どもは苦しくなりますし,それ以上に,求めている私たちのほうが,もっと苦しくなるのです。 子どもが成長するときというのは,自分から変っていきます。思いもよらぬ変化をするのが,子どもです。私たちは,いまのこの子にできそうなことを見つけ,どう援助したらそれが身につくのかを,毎日の実践の中で探っていくしかないのです。そうして,子どもが育つのを待ってあげましょう。保育に,特効薬などないのですから。 大事に育てていけば,子どもは必ず動き出します。いえいえ,そんなふうに,保育者はこれまでもやってきたではありませんか。そういう意味で,保育者のしていることは間違っていないのです。どうか,自信と誇りをもって,この仕事をお続けください。 本書に収録したのは,全国の保育者が丹精込めてつくった,選りすぐりの保育です。また,保護者の方からもご協力をいただき,貴重な財産を1冊にまとめることができました。

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