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必携 児童精神医学

はじめて学ぶ子どものこころの診療ハンドブック

必携 児童精神医学

臨床実践への示唆に満ちた新しいスタンダード

著者 グッドマン R.
スコットS.
氏家武
原田謙
吉田敬子
ジャンル 発達・思春期・老年
自閉症・発達障害
出版年月日 2010/10/15
ISBN 9784753310074
判型・ページ数 B5・336ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

目次

目次● 
第Ⅰ部 アセスメント・診断分類・疫学
 第1章  アセスメント  
 第2章  診断分類 
 第3章  疫 学  
第Ⅱ部 特定の障害と臨床的諸問題
 第4章  自閉症スペクトラム障害  
 第5章  多 動  
 第6章  素行障害  
 第7章  少年非行  
 第8章  不登校  
 第9章  不安障害  
 第10章 うつ病と躁病  
 第11章 自殺と意図的な自傷 
 第12章 ストレス障害  
 第13章 強迫性障害  
 第14章 トゥレット症候群とその他のチック障害
 第15章 選択性緘黙 
 第16章 愛着障害  
 第17章 遺尿症  
 第18章 便もらし  
 第19章 睡眠関連障害
 第20章 心身症
 第21章 就学前に起こる問題
 第22章 青年期の障害
 第23章 子どものマルトリートメント
第Ⅲ部 リスクファクター
 第24章 知的障害
 第25章 脳障害
 第26章 言語障害
 第27章 読字障害
 第28章 不安定なアタッチメントパターン
 第29章 生まれと育ち
 第30章 逆境を乗り越える
 第31章 学校と仲間の要因
第Ⅳ部 治療とサービス
 第32章 介 入:最初の原則
 第33章 予 防 
 第34章 薬物療法と食事療法
 第35章 行動理論を用いた治療
 第36章 認知療法と対人関係療法
 第37章 システムズ・アプローチと家族療法
 第38章 里親養育と養子縁組
 第39章 各種サービスの構成 
 
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氏家  武(うじいえ・たけし)
1980年 札幌医科大学医学部を卒業
現  職 北海道こども心療内科氏家医院 院長
著訳書 『こどものうつハンドブック(共著,診断と治療社,2007)』,『子どもの心の診療医になるために(共著,南山堂,2009)』,M.ラター他著『児童青年精神医学(長尾圭造ほか監訳,分担訳,明石書店,2007)』など
 
原田  謙(はらだ・ゆずる)
1987年 信州大学医学部卒業
現  職 信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部 准教授,医学博士
著訳書 『子どものうつハンドブック(共著,診断と治療社,2007)』,『注意欠陥多動性障害の診断治療ガイドライン(齊藤万比古ほか編,分担執筆,じほう,2008)』『子どもの心の診療入門―子どもの心の診療シリーズ1 (齊藤万比古編,分担執筆,中山書店,2009)』 
 
吉田 敬子(よしだ・けいこ)
1979年 九州大学医学部卒業
現  職 九州大学病院子どものこころの診療部 特任教授,医学博士
著訳書 『母子と家族への援助―妊娠と出産の精神医学(編著,金剛出版,2000)』,『育児支援のチームアプローチ(編著,金剛出版,2006)』など

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内容説明

監訳者あとがきより●  本書『必携 児童精神医学―はじめて学ぶ子どものこころの診療ハンドブック』は,私がロンドン王立大学精神医学研究所(Institute of Psychiatry:IOP)に短期留学した際お世話になった,Stephan Scott教授とRobert Goodman教授の書かれた名著です。IOPは,元々はMaudsley医学校の研究所であり,その一部門としてMichel Rutter Centre,すなわち児童思春期精神医学のSpecial Clinicがあります。そこには,Diploma courseという海外の児童青年精神医学を目指す医師の留学を受け入れるコースがあり,監訳者である氏家武先生,吉田敬子先生をはじめとして,現在の日本の児童青年精神医学を支えている第一線の専門家の多くが児童青年精神医学を学んでこられました。  そのDiploma courseで使われていたテキストが本書です。この本をScott教授から最初に見せてもらったときには,その内容のコンパクトさと,それに反比例する内容の濃さに驚かされました。そして,その場で翻訳することを決意しました。それは,もうMaudsley病院で研修ができなくなった日本の若い児童精神科医や小児科医に世界のトップレベルの児童青年精神医学を伝えたいという思いからでした。  本書はMichel Rutter教授とEric Taylor教授が書かれた大著『児童青年精神医学』(明石書店)と対をなす存在です。本書はあくまでも初学者向けの教科書であり,読みやすさと必要最小限に絞った厳選された内容が特徴です。それに対して『児童青年精神医学』は,更に学びたい方がより知識を深めるのに適しています。上手に使い分けていただけたらと思います。  私は,児童青年精神医学を研修するシステムが確立されていない日本において,苦労して児童青年精神医学を研修しました。それが世界に通用するのかという不安を抱きながら訪れたIOPでしたが,私の学んできたものが世界の第一線の医学に引けをとらないものであることを確認できました。しかし,本書があれば,日本にいながらにして誰でもその作業が可能になるのです。この分野を目指す若い先生方にはぜひ本書をかたわらに置き,繰り返し通読することをお勧めしたいと思います。  本書のもう一つの特徴は,専門家を目指すわけではない一般の小児科医や精神科医,心理士,教育関係者にも十分わかりやすい内容になっていることです。近年,発達障害をはじめとして我が国における子どものこころの診療のニーズは高まるばかりです。一方で,日本における児童青年精神医学の専門家は諸外国に比べて極端に少ないことは周知の事実です。この矛盾を解消するためには,一般の小児科医や精神科医,心理士,教育関係者が,正しい知識を学び,こころの問題を抱える子どもたちに正しく対応することが必要不可欠だと思います。本書が1冊あればそのニーズの全てを満たすことを私は確信しています。ぜひ,一般の小児科医や精神科医,心理士,教育関係者の方も本書をかたわらに置き,子どもたちの笑顔を取り戻す作業に加わっていただければ,これにまさる喜びはありません。

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