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癒しとしての痛み

愛着,喪失,悲嘆の作業

癒しとしての痛み

健全な悲嘆そのものの中に癒しの力があるとする独創的な治療

著者 レイク N.
ダヴィットセン=ニールセンM.
平山 正実
長田 光展
ジャンル 心理療法・カウンセリング
出版年月日 1998/06/30
ISBN 9784753398065
判型・ページ数 A5・224ページ
定価 3,960円(本体3,600円+税)
在庫 品切れ・重版未定
 

目次

目次●

1章 愛着,喪失,悲嘆
 親近感と愛着の過程
 心の傷
 失われた自己
 自己に立ちもどる手段としての悲嘆療法
 ヤロムの四つの概念
2章 悲嘆作業の四つの課題
 喪失の受容
 悲嘆の情緒
 新しい能力の習得
 情緒のエネルギーを再投入する
3章 危険グループと治療決定の際の諸要素
 喪失を取り巻く状況
4章 危機介入とグループによる悲嘆療法
 ネットワークとしての悲嘆グループ
 悲嘆作業の枠組み
 セラピストの役割
5章 危機介入と悲嘆療法の11例
 契約を結ぶ
 危機状態
 危機援助,悲嘆援助,危機介入
6章 その他の喪失
 発達危機と悲嘆作業
 不明瞭な喪失に対する悲嘆作業
 慢性の障害と悲嘆療法
 母親と障害をもつ子供
 他

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著者情報

レイク N.

ダヴィットセン=ニールセンM.

平山 正実

1938年生まれ。横浜市立大学医学部卒業。自治医科大学助教授(精神医学)、東洋英和女学院大学大学院教授(臨床死生学、精神医学)を経て、聖学院大学総合研究所・大学院(人間福祉学研究科)教授、北千住旭クリニック精神科医。医学博士、精神保健指定医。

長田 光展

中央大学名誉教授。1936年沼津市生まれ。1965年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(アメリカ文学専攻)。1965年より東京都立商科短期大学講師、助教授を経て1970年より中央大学文学部講師、助教授、教授。2007年定年退職。平成3年より東京杉並で伴侶の死の悲嘆にある人々を「支える」活動を開始、現在「日本グリーフ・ケア・センター」代表

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