ホーム > 中立性と現実
目次
目次●
序文=小此木啓吾
前書き
1部「生きた中立性」と治療者の能動性
どのようにして「中立性」へと行き着いたか?
中立性とは何か?
治療者の受身性と能動性をめぐる中立性
分析家の能動性の表れとしての自由連想
精神分析の目的に関する中立性
弁証法的精神分析について,あるいは偉大なる中立主義者としてのホフマン
2部現実の臨床的意義
「現実」に至った私の体験
「現実」の定義とそれに対する私たちの反応の仕方
エディプス理論も現実の問題に関わってくる
治療者の役割としての「現実を提供すること」
現実を対象関係から捉える
現実の対象といかに出会うか?
ベンジャミンをさらに読んでみる
他
序文=小此木啓吾
前書き
1部「生きた中立性」と治療者の能動性
どのようにして「中立性」へと行き着いたか?
中立性とは何か?
治療者の受身性と能動性をめぐる中立性
分析家の能動性の表れとしての自由連想
精神分析の目的に関する中立性
弁証法的精神分析について,あるいは偉大なる中立主義者としてのホフマン
2部現実の臨床的意義
「現実」に至った私の体験
「現実」の定義とそれに対する私たちの反応の仕方
エディプス理論も現実の問題に関わってくる
治療者の役割としての「現実を提供すること」
現実を対象関係から捉える
現実の対象といかに出会うか?
ベンジャミンをさらに読んでみる
他
著者情報
岡野 憲一郎 著
1982年東京大学医学部卒業,医学博士。1982~85年東京大学精神科病棟および外来部門にて研修。1986年パリ,ネッケル病院にフランス政府給費留学生として研修。1987年渡米,1989~93年オクラホマ大学精神科レジデント,メニンガー・クリニック精神科レジデント。1994年ショウニー郡精神衛生センター医長(トピーカ),カンザスシティー精神分析協会員。2004年4月に帰国,国際医療福祉大学教授。2014年京都大学教育学研究科臨床心理学実践講座教授。2022年京都大学を退官,同大学名誉教授。現職 本郷の森診療所所長。米国精神科専門認定医,国際精神分析協会,米国及び日本精神分析協会正会員,臨床心理士。
著訳書 恥と自己愛の精神分析,新しい精神分析理論,中立性と現実新しい精神分析理論2,解離性障害―多重人格の理解と治療,脳科学と心の臨床,治療的柔構造,新外傷性精神障害─トラウマ理論を越えて,続 解離性障害―脳と身体からみたメカニズムと治療,脳から見える心―臨床心理に生かす脳科学,恥と「自己愛トラウマ」,臨床場面での自己開示と倫理,快の錬金術―報酬系から見た心(以上岩崎学術出版社)