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中立性と現実 (電子書籍)

新しい精神分析理論2

中立性と現実

治療者としてあるべき「態度」とは。その普遍的言語化を試みる

著者 岡野 憲一郎
ジャンル 精神分析
電子書籍
出版年月日 2002/10/08
ISBN 9784753302062
判型・ページ数 A5・264ページ
定価 3,960円(本体3,600円+税)
在庫 在庫あり
フォーマット 価格
電子書籍 定価3,960円(本体3,600円+税)
単行本 定価4,950円(本体4,500円+税)
 

目次

目次●

序文=小此木啓吾
前書き
1部「生きた中立性」と治療者の能動性
 どのようにして「中立性」へと行き着いたか?
 中立性とは何か?
 治療者の受身性と能動性をめぐる中立性
 分析家の能動性の表れとしての自由連想
 精神分析の目的に関する中立性
 弁証法的精神分析について,あるいは偉大なる中立主義者としてのホフマン
2部現実の臨床的意義
 「現実」に至った私の体験
 「現実」の定義とそれに対する私たちの反応の仕方
 エディプス理論も現実の問題に関わってくる
 治療者の役割としての「現実を提供すること」
 現実を対象関係から捉える
 現実の対象といかに出会うか?
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 他

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著者情報

岡野 憲一郎

1982年東京大学医学部卒業,医学博士。1982~85年東京大学精神科病棟および外来部門にて研修。1986年パリ,ネッケル病院にフランス政府給費留学生として研修。1987年渡米,1989~93年オクラホマ大学精神科レジデント,メニンガー・クリニック精神科レジデント。1994年ショウニー郡精神衛生センター医長(トピーカ),カンザスシティー精神分析協会員。2004年4月に帰国,国際医療福祉大学教授。2014年京都大学教育学研究科臨床心理学実践講座教授。2022年京都大学を退官,同大学名誉教授。現職 本郷の森診療所所長。米国精神科専門認定医,国際精神分析協会,米国及び日本精神分析協会正会員,臨床心理士。 著訳書 恥と自己愛の精神分析,新しい精神分析理論,中立性と現実新しい精神分析理論2,解離性障害―多重人格の理解と治療,脳科学と心の臨床,治療的柔構造,新外傷性精神障害─トラウマ理論を越えて,続 解離性障害―脳と身体からみたメカニズムと治療,脳から見える心―臨床心理に生かす脳科学,恥と「自己愛トラウマ」,臨床場面での自己開示と倫理,快の錬金術―報酬系から見た心(以上岩崎学術出版社)

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